中規模木造デザイナー養成講座

オンラインサロン

講師:木村 惇一

近年、高耐力壁が認められ、軒高9mを超える木造建築が設計可能となりました。燃えしろ設計をすれば、4階建てまで可能です。私達はこれを中規模木造と呼びます。いまや、木造技術は進化し、法規制も変化しているのです。木造といえばアトリエ系の設計事務所や設計施工系の工務店のメインフィールド。中規模木造の技術的課題を理解することで、木造デザインの可能性の伸ばし、活躍の場を広げていきましょう。

この講座は全講義オンライン会議形式で行います。

 


Contents

中規模木造の設計力を身につけたデザイナーを養成するための講座

1.    すぐさま高耐力壁の設計がわかる、プランがつくれる実践的な講座

2.    デザイナーが行う構造計算を明確にする。

3.    構造設計者との役割分担がわかる。

4.    構造計算書を読む力をつける。

5.    構造図を描く力をつける。

 

Schedule

令和3年 7月よりスタート

 

毎月第1土曜日の19002100


テキスト

事前にPDFで配布致します。

 

使用するソフト

1.    杢基礎2.0(参加者に配布)

2.    Mokuzo.Designer(構造ソフト)

3.    ストラデザイン(富士通FIP

 

応募資格

診断の会 OBOG

新規の方は1級建築士・2級建築士・木造建築士 

 

応募条件

全講義出席を約束できる方優先

 

参加費:2000

「中規模木造デザイナー講座」全7回すべてにご参加いただけます。

 

参加方法

今月630日までに運営担当(周山)までに、参加希望のメールをお送りください。

納付先をお知らせいたします。

納付の確認ができ次第、オンライン会議の招待メールをお送りしたします。

 

メールに必要な記載事項

l  氏名

l  連絡先電話番号

l  建築士資格(一級建築士・二級建築士・木造建築士)

l  事務所名・会社・所属先

l  「中規模木造デザイナー養成講座 参加希望」とお書きください。

 

お問い合わせ

診断の会運営担当 周山達尊 

携 帯:090-7555-7813

E-mailplsd.suyama@gmail.com

 

 

  当該講座は「耐震診断・補強セミナー」とは異なります。

 

  例年行っている「耐震診断・補強セミナー」は、近年の人数の集まり具合、およびコロナ下で面接講座ができないことからしばらく開催いたしません。


講座内容(仮)

下記の講座の内容はあくまでも予定です。

事前の通知なく変更することもございます。

 

 

第1回 オリエンテーション・中規模木造概論

令和3

73日(土)19002100

1.     大規模木造ではなく中規模木造を目標とする理由

2.     中規模木造を支える技術 高耐力壁(壁倍率 5.0超)

3.      各講座の関連性の説明

  

 

第2回 高耐力壁の設計法 

8月7日(土)19002100

1.     高耐力木造と高耐力壁の概念整理。

2.     高耐力壁はなぜ可能となったか。

3.     構造ブロック設計法

4.     高耐力壁の配置法

5.     62項適用の実務について。

  

 

第3回 杢基礎2.0を使う

94日(土)19002100

1.     杢基礎2.0の使い方

2.     デザイナーが行う構造計算を杢基礎は装備している。

 

3.     杢基礎2.0を使って設計荷重を知る。必要壁量を知る。

 

 

第4回 高耐力壁の基礎構造

10月2日(土)19002100

1.     高耐力壁の直下には基礎梁が必要である。

2.     場合によっては杭基礎が適切となる。

3.     基礎梁の仮定断面を求める

4.     次回設計課題の説明

 

 

第5回 プラン演習

116日(土)19002100

1.     役に立たない壁量規定。必要なのは、地震荷重算による壁量の裏付け。

2.     課題の発表

 

 

第6回 高耐力壁の詳細設計法

124日(土)19002100

1.     高耐力壁の詳細計算法を説明する。

 

 

第7回 高耐力壁木造の構造計算出力

翌年令和4

1月8日(土)19002100

1.     出力に目を慣らそう! 高耐力壁を採用した構造計算例 

2.     Mokuzo. Designerの例

 

3.     ストラデザインの例